CUT A NEWS@REVIEW
さてやって参りました、ひとつのキャラが何度もフィギュアとして製品化されるたびにつかえる便利なフレーズ「まさに○○の決定版ですね」…で〆る決定版談義のはじまりです。(割とどうでもいいっ!)
スペオペにおける星間戦争の開戦理由のごとくもはやブームの始まりのことは思い出すのも難しいという、二次創作的界隈で普遍的な人気のボーカロイドシリーズ、その代名詞である初音ミクさんについて今さら語るのは不要でしょう。(これまた便利フレーズ)
数が多ければそれだけ決定版候補が多いかというとそうでもないというのはセイバーさんとか(黙れっ)製品の目覚しいクオリティ上昇に伴い、いやそれ以上にユーザーニーズも右肩上がりであるため、実物を手にしたときなかなか期待値通りにはいかないものです、デコマスまでは良かったんや…何度つぶやいたことでしょう。(実物見る前にがっかりすることもあるけどな)
そういう意味ではミクさんは非常に恵まれており、ねんどろいどは数度の再販の上に毎年カラバリ(雪とか桜とかレーシング的に)が出せそうな勢いだし、プライズ製品がでればその出来映えはコストパフォーマンス的に最強とうたわれ、何度目の再販?ってなのを見る限り…そりゃビルも建つわ(ぉ
とは言えその人気ゆえに評価も厳しくなり鼻が緑じゃね?とか言われたり(ぉ、トゥルートレース方式すごくね?…とその後しばらくあまい夢に惑わされることになったりね(おぃぃっ)
んで、今回のTonyミクさん。立体化(完成品として製品化されたもの)においては「オリジナルに忠実たれ」的な風潮があるのか、発売日に嬉々として箱の大きさに嬉しい悲鳴をあげたあの日とその後その結末を売り場で悲しい目で眺めたことを考えると、ちょっと不安だったんだけど今回そんなことになったらみんな2個目買うから大丈夫だよね!(縁起でもねぇ)
1/7サイズにしては大きなパッケージで売り場でちょっとビックリ 中身を考えれば割となっとくの大きさです |
独特のミクさんのシルエット にしてダイナミックで躍動感あふれるポージング 元絵の迫力ある構図が忠実に再現されていますね 特徴的なツインテールはクリアパーツで表現され、メタリックなコスチュームとあわせて 光の加減で様々な見栄えがするおもしろい作品となっています |
ベースは鍵盤を模したデザイン 撮影では使用していませんが、ベースにはツインテールを固定する支柱が付属しています ツインテールパーツはそれなりに重さがあるので長期ディスプレイには必須かもしれません |
元絵となるTony絵がありながら、角度を選ばないあたりは見事 特筆すべきはスカートの捲れ方でしょうかね(そこなの?) |
Tony絵、ミクさんともにファンからの評価が厳しいモチーフながら だれもが納得という完成度 かなり特殊なつくりということもあって表面上の仕上がりについては 個体差などがシビアかもしれません |
ミクさんなんて(おっぱい的に)ナインちゃんだからなぁ…と思っていた時期がオレにもありました とてもとてもとても良いカタチだと思います また服のシワの表現は前回のマックスミクさんとも甲乙付けがたいところ |
ダイナミックな髪の毛の表現にひるがえるネクタイ 伸ばした手のひら…そしてちらりと見えるスカートの中(そればっかだな) ひたすら見栄えする要素が詰め込まれております |
ミクさんはそのコスチュームの表現がその見どころの一つになるのですが こちらも大変見事なつくりです そのへんに支えられた絶対領域の魅力は3倍増し(倍率には個人差があります) |
むっちりとした尻肉の分、おぱんつの表現はちょっと淡泊 そう言えばフィギュアのミクさんは白パンツばっかですが、公式には縞パンじゃないでしたっけ |
正当派的アプローチは行き着いた感もあってか 最近は変化球的アプローチが多かった初音ミクですが…今回は万人向けの作風でしたねと言えそうですね 次はLat式Ver.(AA)…とまだまだミク人気は衰え知らずですね |
AM:キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク Tony ver. マックスファクトリー |
AA:初音ミク Tony ver. (1/7スケールPVC塗装済み完成品) |