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Cheerful Japan! ぐま子 Cheerful Ver.

メーカー:グッドスマイルカンパニー 制作・製造協力:アルター

発売:2012/05 原型制作:爪塚ヒロユキ

メーカー希望小売価格:6,000円(税込)

WEB受注販売(Good Smile Company Cheerful Japan!)

玩具レビュー

食玩についてきたおまけフィギュアの精巧なつくりで海洋堂というメーカーとガレージキットの世界を知ったり、コトブキヤさんの店頭に飾られたフィギュアを見て完成品フィギュアの存在を知り、高嶺の花だと諦めていたフィギュアの世界がより身近のものになり始めたあの頃も、今はちょっと懐かしい時代となりつつありますね。

フィギュア収集で一番高い敷居は最初の一個を購入するトコロというのは今も当時も変わらないかもしれませんが、そのハードルを一気にガッコンと引き下げたのはグッスマさんのねんどろいどシリーズではないでしょうか、一時期ゲームや雑誌のおまけにも(ねんどろいどぷちが)よく付いてきましたね。(今は、にいてんご?)

それは今までガンプラしか興味のなかった友人宅にジオン開発工場の様にねんどろいどが並んでいるのを見ると、その一般への浸透率の大きさをうかがい知ることができるというものです。(そうなのか〜)

特にねんどろいど初音ミクはゲームになったり、アレのおかげでビルが建ったとか、ミクさんの認知度とあわせて広く一般にも広まり、WFでの展示ブースはその大きさから一部の客層には主催メーカーと思われている可能性すらあるという、ファイターズヒストリーにおける溝口ポジションと呼ばれているとか…。(誰も呼んでねぇよ)ちなみに、WFの主催は海洋堂さん、ファイターズヒストリーの主人公はレイ・マクドガルですからね。(同列視しないで欲しい)

そんな訳でフィギュア文化認知拡大に大きく貢献、今回の東日本地震復興支援としてのCheerful Japan!は、その企画の意義、そのタイミング共にとても素晴らしいものだと感じ入りました、ホントに1年間毎月Cheerful仕様のフィギュアが発表されたのには驚かされたものです。

今回はそのCheerful Japanの中でもねんどろいどでもfigmaでもなく1/8スケール、制作協力にはアルターさんの名前が入っているフィギュア業界でも最高の組み合わせ、Cheerful Japan! ぐま子 Cheerful Ver. です。

原型製作爪塚ヒロユキということでロリ方面には抜群の信頼感(ぉ
制作協力アルターということでフィギュア業界的には最強のコラボレーションですね
Cheerful Japan!企画のなかでは数少ないスケール物、1/8ということで大きさ的にはやや小さめ
グロス塗装で光沢感あふれるコスチュームが印象的です
ねんどろいどなどのデフォルメ系デザインしか見たことなかった(なかった?)ので
 通常頭身は最初すごい違和感新鮮でしたね
 パーツ構成的には首が可動、頭の触手、腕が差し替え可能
非常に多くのバリエーションを表現することができ、レビューに時間が掛かった一番の要因でした
台座はシンプルながら足の設置性、安定性共に高く
大きさもコンパクトなのでちょっとしたスペースに飾りやすいのも良いです
いつもあなたの側にグッスマあり!(ステマにもならねぇ)
アイプリントはとてもキレイな光沢仕上げなんですが、撮影時に表面に微妙に光が反射してしまってますね
表情はこの他にニコニコ顔との差し替えが可能です
この微妙なドヤ顔っぷりが見ているとイラッとくるクセになる可愛さ
実に素敵なタイト具合ナイスな絶対領域、この辺はさすがに完璧ですね
フラットなボディラインとツヤツヤコスチュームの組み合わせも
ある意味凶悪な相乗効果を生み出しますね
一番びっくりしたのがこのシマシマっぷり
メーカーのマスコットキャラ的なモノでも、いやだからこそこのあざとさが欲しい
(言いたい放題)
絶妙なチラリズムとお尻の部分のシワも大事なポイント
本当に見事なシマシマ具合だと思いませんか?
これほど見事な縞パンはそうはないですね
(そんなとこばっか熱っぽく語らないでほしい)
頭の触手は形状固定タイプと軟質素材での可動タイプが差し替え可能
触手の可動範囲は見た目より意外に柔軟で自由度高いです
だからといってメーカーのマスコットキャラ相手に誤解を招くような配置はやめて欲しい
なのでちょっと加減してみました(これでか)
可動タイプの触手にーポンポンを持たせて表情チェンジ
両腕は二の腕付近から差し替え、頭部はまるごと差し替え
触手も取り外し可能なので固定タイプと可動タイプをどちらの表情にも付け替えできます
ポンポンは見た目バナナかと思っちゃった(ねぇよ)
 こちらはさすがGood Smile Companyのマスコットだけあって
とてもよい笑顔ですね
帽子のスマイルマークも付け替え可能と細かいギミック
ねんどろいどやfigmaばかりでなく、こうしたスケールモノ
しかもオリキャラの立体化を企画できるのはさすがですね
チャリティ企画としての意義も十分すぎる成果を残せたんじゃないでしょうか
Cheerful Japanのラストに待ち受けているCheerful ミクさんが楽しみです
AA:ぐま子 Cheerful Ver.

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