百花繚乱直江兼続水着Ver. HJ＆アルター版

玩具レビュー

忘れた頃にやってくるから喜びもひとしお、それも誌上通販の楽しみのひとつ

若干勢いが落ち着いてきた感のあるクイーンズブレイドシリーズに対して、シリーズ展開も様々なメーカーから活発な百花繚乱シリーズ、シリーズ開始当時今度はホビージャパンさんがシュラキみたいなのやるの？（参考：シュラキ・トリニティBOX-01）と揶揄されていたあのシリーズが！、当時は作品名を言ってもフィギュアしかヒットしなかったあのシリーズが!!（そこまでじゃねぇよ）…そう言えばシュラキの第2期ってどうなったんだっけ。

…と振り返れば小さな昨日、今や全キャラ立体化を目指したかのようなラインナップのクイーンズブレイド（＆ゲイト）に対して（イルマさんのことは忘れてないけどな）、百花繚乱は誌上通販による限定版が多くてコンプ難しかった当初に比べて、むしろ下手にレア物化して入手困難になる~~ことの多いアルター製品~~よりは公式サイトでの受注が可能になったり、限定版もカラバリではなくグッズの追加とかになったりとで入手しやすくなったとも言えますね。（カラバリ派としてはちょっとさびしいけど）

当初からキャストオフの代名詞的な存在だったクイーンズブレイドシリーズに対して、必要なのは肌色率の高さじゃないという（十分だけどな）、脱がずともフェチズムあふれるコスチュームが魅力的な百花繚乱ですが、複数のメーカーから発売されている水着シリーズも充実しているのは嬉しいところですね…あれ？結局肌色率なの？

今回の百花繚乱　直江兼続水着Verは
月刊ホビージャパン4月号および5月号の誌上通販アイテムだったものです

『月刊ホビージャパンの水着フィギュア化誌上投票により、見事商品化要望ナンバーワンを獲得』

とある通り、多くのリクエストを集めたというのもわかりますね

その昔囁かれていた、水着フィギュアというと大味な感じ…という感想を持つ人は
今時少ないでしょうね
それくらい、最近は水着の表現も多種多彩なものになっています
これでホント泳げるのか？

ひざをついたポーズも水着フィギュアではおなじみですね
撮影時の構図的にもいつもと若干構成でレビューしていきます

量産前のサンプル画像のみという誌上限定の不安要素に
アルター製という要素が、その期待に絶対的モノを約束させられる
それに毎度応えてくれるところがアルター神話をつくりだしているのではないでしょうか
（お前、思いつきで言ってるだろ）

正直なところどこを取っても非の打ち所が無いフィギュアというのは
ある意味レビューしづらいなというのは毎度思っていることですが…

このようにアイプリ、前髪、髪の毛のボリューム、そしてチャーミングな表情…と
およそフィギュアレビューの定点観測点を完全に抑えたこの作品
別に手抜きとかそういう訳ではなくてですね、あれだ…説明不要ですねってやつだ

脇に抱えたのはヒョウタン型のフロート
クリアパーツで作られた透明感が良い感じの質感を出してます

これまた毎度おなじみになってしまうフレーズのなりますが
こうした小物類のディテールはほんとに素晴らしい質感とつくり
鈴の表面の金属感など、見ただけなら金属製の鈴が付属していますと騙せそうです

ローラーブレードの硬質感とブーツ部分の柔らかい質感の差など
細かい部分までこだわり抜かれたかのような仕上がり部分は恐れ入ります

イベントで初めてその原型を見た時からとても魅力的だと思っていましたが
その後彩色済みサンプルを見た時はその見事な肌色具合に思わずきみに決めた！叫びそうになりましたね（やめてください）

高い肌色率を支えるナイスなデザインの水着です
リアルで目にすることはないでしょうがすさまじい破壊力だと思います

無理にローアングルにしなくても見所は盛りだくさんな訳ですが
やはりこの水着のシワやハミ肉などの表現は非凡な出来といえるでしょう

しかし、ほんとすごいデザインの水着ですね
ちゃんと隠せているのか不安になるくらい実にうれしいデザインです

そしてこのフィギュアをなにより非凡なものにしているのは
このおなかの表現
柔らかそうでかつ良い肉つき具合がとてもうまく表現されています…触ってもいい？

おながの肉つきが素晴らしすぎてちょっと陰影を強くしたくなります

小物類のディテール、茶目っ気のある表情、魅惑的なボディライン（主におなか）
まったく隙のないフィギュアでした

名作つづきのアルター百花繚乱シリーズの中でも
最新作にして最高傑作と言っても過言ではない逸品でした
惜しむらくは限定品ということで今からだと入手困難というところが残念なところ
…って毎回書いてるし、アルター製品自体すぐレア物になるから同じだね（一部除くけど…一言多い）