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MAX FACTORY FIGURE EXHIBITION 2016 フォトレポート Act1

先日(2016/10/01)中野ブロードウェイ内で開催されたMAX FACTORYさんのフィギュア展示会「MAX FACTORY FIGURE EXHIBITION 2016 」に行ってきました。

2017年4月で30周年を迎えるというマックスファクトリーさん、今まで商品化されてきたフィギュアの中からスケールフィギュアにターゲットをしぼっての約40点を展示、入口付近に「さくら(真宮寺の方)」「みずほ先生」「ハルヒ」が並んでいた時点で、その歴史と圧倒的懐かしさが迎えてくれるイベントでした。

今回はいつにも増して写真よりテキスト多めですが、おじいちゃんの戦時中語りのような『おじいちゃん、また、ハルヒフィギュア難民になったときのお話してぇ』「ハルヒより長門の時はもっとすごかったんじゃぁ…」という半分は当サイトの回顧録みたいになっちゃってますが興味がある方はぜひ、特に共感してくれそうなのはレビューサイトの方々だけかもしれませんが。(う〜ん、それでもどうだろう)

写真点数はいつもに比べて少なめですが、発売当時の当サイトのレビューも列べておきましたので当時の痛々しい勢いのあるレビューと写真をなまあたたかい視線で見ていただければ幸いです…ほんとむやみに勢いだけはあるよ。

MAX FACTORY FIGURE EXHIBITION 2016フォトレポート Act1



  • 霞(かすみ)-C2Ver.

ハルヒがフィギュアブームの最盛期なら、こちらはフィギュアブームの火付け役といったところでしょうか。

完成品フィギュアというものを一般的に広く認知したのもMAX FACTORYさんの霞だったと思います、何しろTVで特集があったり視聴者プレゼントになったりと、オタク界隈でもかなりマニアックな方向性だったフィギュアを普通に買ってもいいもんなんだと認識変えていった時期なんじゃないかと思います。

人気のあまり入手が困難で再販的にカラバリが発売されたり(今回の白ね)、限定カラーの黒やもう1色くらいレアリティのやたら高いカラーがあった気がします。

霞(かすみ)-C2Ver.
~デッド・オア・アライブ~
発売時期:2005年2月



  • 風見みずほ

続いて2006年5月の「おねがい☆ティーチャー 風見みずほ」、多くのメーカーから多数のフィギュア化がなされたおね☆ティーみずほセンセイ。時代的には既におねツイフィギュアも登場している時期ではあるのですが、根強い人気というか非常にフィギュア映えするモチーフでありましたね。

この頃から少しずつ手の届かない欲しかったガレキを原型としたものがPVC完成品として手に入る…というのが、だんだん期待できるようになってきたのを感じます。

この年のWFではMAX FACTORYさんの物販でみずほセンセイのコレクションフィギュアが販売されていました、当時流行ったトレーディングフィギュアに混入されてるシクレのカラバリという、今で言う「イベント限定SSRの別バージョン」というところでしょうか…当時の必死に入手したのもわかるな。(まるで成長していない…)

風見みずほ
〜おねがい☆ティーチャー〜
発売時期:2006年5月



  • エトナ

こちらは2006年ということで丁度10年前の作品になりますが、全く色あせないその造形には驚かされます。当時にして衣装のメタリックの光沢感と質感、エトナのいたずらっぽい表情といい、既にレビュアーが推しそうな完成品フィギュアとして十分に高い完成度を量産品として確立しつつありますね。

エトナ
〜魔界戦記ディスガイア〜
発売時期:2006年5月




  • 九重りん

内容的も攻めるねぇ…という話題作だった「こどものじかん」だけに、小学生フィギュアにPOLOシステム(キャストオフ)が盛り込まれたという当時の問題作話題作。

元祖「まったく、小学生は最高だぜ!!」とも言えるこのフィギュア、露出以上に危険なアイテムとして我が家ではいまだに神棚的ポジションに鎮座しております…見上げることのできる位置に。

当サイトレビューURL:

こどものじかん 九重りん マックスファクトリー版

こどものじかん 九重りん マックスファクトリー・イベント限定版

こどものじかん 九重りん
〜こどものじかん〜
発売時期:2006年12月



  • 涼宮ハルヒ

当サイトもフィギュアレビューサイトを初めて10数年、過去を振り返ってみても、「レビューサイト」に最も勢いがあった時代の一つがこの「涼宮ハルヒ」の時代じゃないかなと思います。

ほとんどのフィギュアメーカーから発売されたフィギュアの中でも、ハルヒのフィギュアとして多くの人が思い浮かべるのがMAX FACTORYさんの涼宮ハルヒじゃないかな。当時のフィギュアレビューサイトがほとんどレビューしてた気がします。発売前の予約の時点で争奪戦が激しく、当時の記事を読み返すと3次予約受け付けなんて話もありました。

当サイトレビューURL:涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ マックスファクトリー版

涼宮ハルヒ
〜涼宮ハルヒの憂鬱〜
発売時期:2007年2月



  • 西村キヌコレクション 不知火 舞

不知火舞といえばSNKの格ゲー「餓狼伝説2」が初出ですが、こちらは西村キヌコレクションということでCAPCOMのVSシリーズが元になりますね。結構サイズの大きいフィギュアなんですが、驚かされるのはその価格7千円台ということ。その点でも懐かしさと切なさがこみ上げてきますね。

格ゲー女性キャラはコスチューム的にも大変…こう性的にパンチ力のあるデザインが多いんですが、ブームの時期的にフィギュア化される機会が意外に少なかったりして、春麗や舞がフィギュア化された時は歓喜していました。

西村キヌコレクション 不知火 舞
〜CAPCOM vs SNK2〜
発売時期:2007年8月



  • 真宮寺さくら

真宮寺さくら
〜サクラ大戦〜
発売時期:2007年5月



  • 向坂 環

当サイトレビューURL:ToHeart2 向坂環 マックスファクトリー版

フィギュア化トップ3の座を当時、綾波、関羽、タマ姉と争っていた一角、現在はそれにセイバーさんが加わっているわけですが、今現在でもまだ多数フィギュア化が新製品として出て来るあたり、さすがの貫禄というところでしょう。(関羽もたいがいですが)

その当時でも決定版と評価の高かった本作ですが、この肌の柔らかそうな質感は今見てもまったく色あせませんね。当時、「タマ姉ぇたまんねぇ」が僕らレビューサイト界隈の合言葉でした。

向坂 環
〜To Heart2〜
発売時期:2010年5月



  • 初音ミク Tony ver.

うわさでは初音ミクでグッスマさんのビルが建ったとかなんとか、巨大になるネット配信コンテンツの先駆けとなるボーカロイド初音ミク。ねんどろ、figma、スケールフィギュア、その後のボーカロイドファミリーの展開までフィギュア業界でもひとつの覇権を取ったと言っても過言ではないですね。

そんな中、Tony氏と初音ミクというこの上ない魅力的な取り合わせで発表時から話題を集めてました。クリアパーツの髪の毛などレビューサイトでも撮影しがいのある逸品でした。

当サイトレビューURL:キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク Tony ver. マックスファクトリー版版

初音ミク Tony ver.
〜キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク〜
発売時期:2011年3月



  • 琴吹紬

言うまでもなくこちらも一大ブームとなった「けいおん!」シリーズのフィギュア化、ブームの大きさにしてはフィギュア化が盛んとなったのは結構後発で、当時はみんな飢えてましたね。

中でも中野は黙っててもフィギュア化されるのですが、律ちゃんとムギちゃんファンはフィギュア展開がシリーズ化されるたびにハラハラしていたものです。各メーカーさんが思った以上にちゃんと全キャラ出してくれることも多く感謝しております。

MAX FACTORYさんのけいおん!シリーズは、他が制服、舞台衣装そして定番の水着と展開されるなか、独特の1シーンを切り出したかのような作りが、キャラクターごとに楽しめて、思い返せばどれも最高でした。まーしゃ的には特にジャージ律ちゃんとこのムギちゃんが大のお気に入りでした。

当サイトレビューURL:けいおん! 琴吹紬 マックスファクトリー版

琴吹紬
〜けいおん!!〜
発売時期:2011年5月



  • シャオメイ

シャイニング・ティアーズから始まるTony氏キャラのフィギュア化は、今では様々なメーカーから多くの傑作フィギュアを多く見かけます。Tonyキャラの立体化はしづらそうという印象でありましたが、急速に進化し続けこの頃になると完璧感ありますね。

シャオメイ
〜シャイニング・ハーツ〜
発売時期:2011年7月



  • 式波・アスカ・ラングレー

劇場版破での衝撃的な展開からこの先いろいろ覚悟しなきゃ…というみんなのココロを、不意打ちのように登場したこのエロプラグスーツで打ち砕いたという伝説的なデザイン。作品的にもリピート必須でしたが、即もう一回見に行こうと思わせてくれました。

視聴直後から「フィギュアで欲しい」というみんなの思いと、メーカー的にもおいしそう原型師さん的にも「作りたい」要求が高かったのかその後多数のメーカーからも発売されました。主に透け部分の表現がそれぞれのメーカーの見どころになってたと思います。

式波・アスカ・ラングレー
〜ヱヴァンゲリヲン新劇場版破〜
発売時期:2011年11月

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Comments:2

貧乏コレクター 16-10-05 (水) 0:18

2011年というと5年前ですが、今に比べてとても価格が安かったことがよくわかります。
工場の人件費や1ロット数あたりの生産数の減少など理由はひとつではないと思いますが、だんだんとフィギュアも買えない時代になってきました。残念。

cutamarcha 16-10-11 (火) 17:41

たしかに、予約画面で2万円近い価格をみると躊躇しますね^^;
ただクオリティも尋常じゃなく上がってるのもたしかで、大手メーカーさんのはまずハズレる
ことは無いのでこの辺はありがたいところ。
同時にプライズ製品のクオリティも高いので、こちらは非常にお手頃にフィギュアを手にできる
いい時代なのかもしれません。

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